形式や表現に大きな特徴を持つ市民憲章
●新潟県・十日町市(とおかまち)
【市民の願い】 [昭和49年10月12日制定]
雪の国のきものの町で
今日よりすばらしい明日を夢みて
今日に限りない感謝をささげ
今日を人々のために
働けることを念じてやまない
●新潟県・(旧)新津市(にいつ)[(現)新潟市]
【旧・新津市民として−私のテーマ】 [昭和51年4月15日制定]
私は私たちの新津をこんなまちにしたい
自然に恵まれた緑のまち
老人と子供が大切にされるあたたかいまち
文化のかおり高いおくゆかしいまち
いつも健康で暮らせる清潔なまち
いつどこでもスポーツが楽しめる明るいまち
そのために私は
みんなと話し合い
工夫をこらし
力を合わせて
人間性豊かなふるさとをつくりあげたいと思います。
●大阪府・交野市(かたの)
【交野市民憲章】 [昭和56年11月3日制定]
交野は、古くから多くの人々に愛されてきました。
私たちは、このまちの良さをいかしつつ、さらによりよい交野を求めて、 ここに市民憲章を定めます。
和 (自然と・文化と・人と)
●静岡県・富士市(ふじ)
【富士市民憲章】 [昭和58年11月1日制定]
富士に生きるわたくしたちは、歴史と伝統をうけつぎ、明日にむかって、豊かな産業と文化のまちづくりをすすめるため、
1.富士山のように 広く 思いやりの心をもち たがいに助け合います
1.富士山のように 美しく 自然を愛し きれいな環境をつくります
1.富士山のように 高く 教養を深め 視野のひろい市民となります
1.富士山のように たくましく 働くよろこびをもち 健康な家庭をつくります
1.富士山のように 強く 正しく きまりを守り 平和で安全な社会をつくります
●高知県・須崎市(すさき)
【市民憲章】 [昭和59年6月14日制定]
のこそう かわうそのまち すさき
ゆめときぼうのあふれるまち すさき
こころとこころをむすびあうまち すさき
●岐阜県・大垣市(おおがき)
【大垣市民の誓い】 [昭和63年4月1日制定]
私たちは、伊吹山系と揖斐川水系のもつ美しい自然に恵まれ、歴史と文化と産業の伝統を受け継いできた大垣市民です。
私たちは、お互いに誇りと責任をもち、それを未来にひらく、活力にみちたまちづくりをすすめるため、市民の誓いを定めます。
私たちは
水を生かし
緑を広げ
安全に努め
心を育て
助け合います
●静岡県・(旧)天竜市(てんりゅう)[(現)浜松市]
【旧・天竜市民憲章】 [昭和63年9月21日制定]
わたくしたち天竜市民は、一人ひとりが志を立て、これを実現するため、この憲章を定めます。
愛そう 家族・仲間・この私
生きよう 夢・未来・この瞬間
守ろう 健康・安全・この自然
育てよう 産業・文化・この郷土
翔たこう 日本・世界・この時代
●新潟県・新潟市(にいがた)
【市民憲章】 [平成元年4月1日制定]
信濃、阿賀野のゆたかな川の流れが海にそそぎいるところ、ここがわたしたちのまち新潟。
日本海に沈む夕日が美しい。
海のかなたの国ぐににむけて開かれたこの港まちは、流れのほとりの木のように、いよいよ育ち、栄えている。
人びとは、昔から、力を合わせ、ねばり強く、この自由な開かれたまちを築いてきた。
さあ、わたしたちも、いま、たしかな一歩を踏み出そう。わたしたちが望む新潟をめざして!
ゆたかな海の幸と田畑のみのり。
新潟は、自然がいかされ、まもられるまち。
働くよろこび、憩いの静けさ。
新潟は、活気にあふれ、落ちつきのあるまち。
すこやかな生活は、わたしたちすべての願い。
新潟は、みんなで生きるために、助け合うまち。
はぐくむ心が、いのちを育てる。
新潟は、一人ひとりが大切にされ、いかされるまち。
海のむこうは、友となる国ぐに。
わたしたちは、世界の平和のかけ橋となる。
●岩手県・北上市(きたかみ)
【北上市民憲章】 [平成4年1月5日制定]
あの高嶺
鬼すむ誇り
その瀬音
久遠の賛歌
この大地
燃えたついのち
ここは 北上
●鳥取県・米子市(よなご)
【米子市市民憲章】 [平成13年1月1日制定]
悠久の時代(とき)を経て、豊潤なこの地に住まい続ける我ら米子の民。文化をはぐくみ、生業(なりわい)に励み、すべての健やかなることを望みながら。いま新しき世紀の始まりに当たり、その永久(とこしえ)なることを願って、我らの想いを市民憲章として掲げる。
春の米子は つつじの花 青い空 緑の大地 薫る風 私たちが守り続けていくもの
夏の米子は がいな祭 街は華やかに活気づき 人と人 心と心がふれあえる
秋の米子は 皆生の湯 心を癒し 体も健やかに それが私たちの願い
冬の米子は コハクチョウ 昨日より今日 今日より明日を見つめ 豊かな未来への翔き
四季に織り成すふるさとの生命(いのち)を すべていとおしみ みんなでつくる「がいな米子」
●東京都・西東京市(にしとうきょう)
【西東京市市民憲章】 [平成16年1月21日告示]
二十一世紀のはじめ、西東京市は、田無市と保谷市の合併によって誕生しました。
わたくしたちのまち西東京市は、縄文時代の営みの跡や武蔵野の面影を残し、江戸時代から青梅街道の宿場町として栄えた歴史のあるまちです。
わたくしたちは、先人から受け継いだ貴重な遺産や自然の恵みに感謝し、市民ひとりひとりがいきいきと暮らせるまちを目指します。
このまちを たがいに助けあう 優しいまちにしたい
このまちを みどりに満ちた 美しいまちにしたい
このまちを ゆめの広がる 楽しいまちにしたい
このまちを こころ豊かな 学びあいのまちにしたい
●山梨県・南アルプス市(みなみあるぷす)
【南アルプス市民憲章】 [平成16年10月15日制定]
緑かがやく自然を守り
なかよく美しい心を結び合い
未来にひらく豊かなまちをつくることを
アルプスの山々に誓います
●鹿児島県・薩摩川内市(さつませんだい)
【薩摩川内市民憲章】 [平成17年1月1日告示]
美しい自然と,古い歴史を誇りとするわたしたち薩摩川内市民は,
やさしくすれば,心はかよう。
はなしをすれば,だれでもわかる。
考えさえすれば,みちはひらける。
やりさえすれば,かならずできる。
という信条をもって 明るく豊かなまちをつくります。
●滋賀県・甲賀市(こうか)
【甲賀市市民憲章】 [平成17年11月20日制定]
わたしたちは「みんながつくる住みよさと活気あふれる甲賀市」を目指して、この憲章を定めます。
あふれる愛(あい)に あなたも仲間(なかま)
いろどる山河(さんが)と 生 (い)きいき文化(ぶんか)
こぼれる笑顔(えがお)に 応(こた)える安心(あんしん)
うみだす活力(かつりょく) 受(う)けつぐ伝統(でんとう)
かがやく未来(みらい)に 鹿(か)深(ふか)の夢(ゆめ)を
●秋田県・潟上市(かたがみ)
【潟上市市民憲章】 [平成18年3月21日制定]
水清く
緑の風光る大地
先人の熱い魂と
深い知恵を受け継ぎ
心を開き共に築こう
夢広がる
わがふるさと潟上
●石川県・七尾市(ななお)
【市民のねがい −七尾市民憲章−】 [昭和43年6月17日制定、平成18年9月21日改定]
古き歩みを誇りつつ
文化の薫るふるさとに
豊かな未来夢ひらく
なみおだやかに碧光り
ななおのまちに人集う
おとなも子どもも手をつなぎ
しあわせの和を広げよう
●鹿児島県・霧島市(きりしま)
【霧島市民憲章】 [平成18年11月1日制定]
朝な夕なに
霧に浮かびて神々しく聳える霧島山
波静かな錦江湾に映える桜島山
この麗しき大自然に抱かれて
豊穣な大地にはるかなる縄文の昔より
汗して生業を築いてきた私たちの祖先
悠久の歴史を刻んで今ここに
七色のまちが一つとなる
限りなき可能性と魅力を秘めた
神話のふるさと霧島市
私たちは
母なる地球の生命体の一員として
共生と循環の心豊かな社会をめざし
新たな歩を共に始める
き 霧島の 悠久のとき 育みて
伝統・文化を未来へつなぐ
り 凛とした 霧島人の 友好は
世界に広がる 交流の和
し しなやかな 心と絆 ふれあいで
笑顔・安心 ふるさと創り
ま 守り抜く 豊かな自然 共生の
永遠に誇れる 美しき里
し 信じあう 調和と共助で 約束す
輝く明日を 霧島の地に
●山口県・柳井市(やない)
【柳井市民憲章(やないのこころ)】 [昭和47年11月3日制定、平成18年11月3日改定]
わたくしたちは、やさしく生きたい、強く生きたい、穏やかに生きたいと願い、ここに、やないのこころを謳います。
海を照らす 朝日のように
未来を描く 燃える心
そんな やないを創りたい
さわやかな汗と 輝く笑顔
働く喜び 感じる心
そんな やないを求めたい
琴石の峰に 守られて
花と草木を 愛する心
そんな やないを育てたい
古人の 知恵の跡
豊かな文化 まっすぐな心
そんな やないを誇りたい
力を合わせ 大地に根をはり
共に語り 共に生きよう
●東京都・台東区(たいとう)
【台東区民憲章―あしたへ】 [平成18年12月14日議決]
江戸の昔、「花の雲 鐘は上野か 浅草か」と詠まれたわたくしたちのまち台東区には、磨き抜かれた匠の技や気さくで人情あふれる暮らしが、今もあちらこちらに息づいています。
わたくしたちは、先人が築いてきた文化や環境を大切にして、伸びゆく住みよいまちを目指し、この憲章を定めます。
たからものを うけつぎ こころゆたかな まちにします
おもてなしの えがおで にぎやかな まちにします
おもいやり ささえあい あたたかな まちにします
みどりを いつくしみ さわやかな まちにします
いきがいを はぐくんで すこやかな まちにします
●山口県・山口市(やまぐち)
【山口市民憲章】 [昭和46年9月1日制定、平成19年1月7日改定]
わたしたちは 県都山口の豊かなまちづくりとひとづくりをすすめるために
市民憲章を定め 市民一人ひとりが目標としていきます
一、美しく 豊かな自然 大切に 清らかなまち つくります
一、交流と 郷土の産業 育んで 活力あるまち つくります
一、勤労と スポーツ・教養 親しんで 健全なまち つくります
一、お互いに 平和と人権 尊重し 心ふれあうまち つくります
一、山口の 歴史と伝統 受けついで 文化かおるまち つくります
●山口県・山陽小野田市(さんようおのだ)
【山陽小野田市民憲章「みんなのちかい」】 [平成19年3月21日制定]
私たちは、先人のこころを受けとめ、住みよいまちをめざして、ここにちかいをたてます。
一.このまちの未来のために自ら考えます。
一.このまちの未来のために汗を流します。
そして、このまちを愛します。
●新潟県・南魚沼市(みなみうおぬま)
【南魚沼市民憲章】 [平成19年4月1日制定]
2005年、大和町・六日町・塩沢町がひとつになって南魚沼市が誕生しました。
わたしたちのふるさとは、魚野川・越後三山・カタクリの群生などの素晴らしい自然に恵まれています。先人たちは、美しく時には厳しい自然と共生し歴史を刻んできました。これからもわたしたちは豊かなこの自然を大切に守り活用しながら、次の世代に引き継がなければなりません。
また、この地域では、昔から人を思いやり支えあう気持ち、もてなしの心がはぐくまれてきました。少子高齢時代が進むこれからはこうした気持ちを更に高め、どこまでも人間を大切にする心を持ち続けることが必要です。
厳しい冬の雪解け水と、豊かな土壌で育ったコシヒカリをはじめとし、この地域独特の産物と技術は先人たちの知恵と努力の結晶です。わたしたちもまた、このものづくりに誇りと責任をもち、次の世代に引き継がなければなりません。
このように地域の自然・文化・伝統・ものづくり、ひとづくりを培うこころを大切にし、明るく住みよいまちづくりを進めるよりどころとして、ここに南魚沼市民憲章を定めます。
・わたしたち南魚沼市民は、人間を大切にします。
・わたしたち南魚沼市民は、自然を大切にします。
・わたしたち南魚沼市民は、ものづくりを大切にします。
●宮城県・栗原市(くりはら)
【栗原市民憲章】 [平成19年9月1日制定]
このまちに生き このまちを愛し このまちを誇りとする私たちは
輝かしい未来を信じ 知恵と力を集め 夢と活力のあるまちをつくります
眼(まなぐ) 光を見つめ
足 大地を踏んまえ
手 明日(あした)をぎっちり押さえ
腹ん中 熱(あ)っつぐ熱っつぐ
額(ひて)こびに広がる宇宙
天駈(あまか)ける駒にまたがり
われらいま風を切って走る
●岡山県・新見市(にいみ)
【市民憲章】 [昭和44年10月17日制定、平成20年3月30日改定]
わたしたちは、豊かな自然と歴史と文化に育まれた郷土を愛し、誇りと責任を持って、輝く新見市を創るため市民憲章を定めます。
にこにこと ほほえみ集う 人のまち
いにしえの 心とロマン 伝えよう
みらいへと 光れ 振興 日本一
●宮城県・石巻市(いしのまき)
【石巻市民憲章】 [昭和55年3月1日制定、平成20年4月1日改定]
太陽の恵みを受け、太平洋と北上川に育まれた「日高見(ひたかみ)の国」。
わたしたちは、この美しい郷土を愛し、笑顔あふれる希望のまちをつくり伝えるため、
ここに市民憲章を定めます。
まもりたいものがある
それは 生命(いのち)のいとなみ 豊かな自然
つたえたいものがある
それは 先人の知恵 郷土の誇り
たいせつにしたいものがある
それは 人の絆 感謝のこころ
わたしたちは 石巻で生きてゆく
共につくろう 輝く未来
●長崎県・南島原市(みなみしまばら)
【南島原市民憲章】 [平成20年4月1日制定]
私たちのまち南島原市は、さんさんと太陽がふりそそぎ、豊かな自然に包まれています。
また、いち早くヨーロッパの文化を受け入れた誇り高い歴史のまちです。
人々は、古(いにしえ)より普賢岳と有明海の恵みに感謝し、幾多の困難の中にあっても、夢と希望をもって懸命に生きてきました。
私たちは、先人の精神を受け継ぎ、南向きに生きることを誓い、ここに南島原市民憲章を定めます。
○ 守ろう 環境・大地 この自然
○ 生かそう 歴史・文化 この郷土
○ 育てよう 心 ・健康 この家庭
○ 羽ばたこう 未来へ
●茨城県・行方市(なめかた)
【行方市民憲章】 [平成20年9月2日制定]
私たち行方市民は、湖と台地の恵みに感謝し、
歴史ある郷土に誇りと愛着をもち、共に学び、共に汗して、
ふれあいを大切にした、明るく住みよいまちをつくるため、
ここに憲章を定めます。
やさしい自然
かがやく人
わたしたちがつくる
魅力あるまち、行方市
●山梨県・山梨市(やまなし)
【山梨市民憲章】 [昭和59年11月1日制定、平成20年9月30日改定]
私たちの宝
それは
標高差2300mに息づく自然
脈々と流れる歴史の重み
かけがえのない郷土に育まれた実り
人々が創りだす活力と喜び
この宝をそだて未来に引き継ごう
●千葉県・南房総市(みなみぼうそう)
【南房総市民憲章】 [平成21年3月17日制定]
黒潮の恵みあふれる 外房の浜辺から
さざなみに安らぐ 内房のなぎさまで
母なる照葉樹林に抱かれた野山は
稔り豊かな南房総 古くは安房の国
恵まれた自然は守りながらも生かすこと
新しい開拓こそが魅力と活力を生む
郷土の文化を高めることは私たちの願い
おだやかな風土が育てた温かい人情は宝
みんなが参加する まちづくり
郷土の未来に 私たちの志を重ねれば
住みやすく 地域に根ざした産業も育つ
南房総の夢は 生きいきとした理想郷
私たちが今 開く 新しい一ページ
どんな難しいことがあろうと
あぁんが やんだよ やれるとも
これこそ 房州人の心意気
●新潟県・魚沼市(うおぬま)
【魚沼市民憲章】 [平成21年4月11日制定]
魚沼市は 越後三山に連なる山々にいだかれ 清らかな水と緑に育まれた 美しいまちです
私たちは この自然の恵みに感謝し 先人が築いてきた文化を敬い ひとりひとりが元気に暮らせるまちをめざします
心豊かに 学びあうまちに
はたらく喜びに あふれるまちに
ささえあい助けあう 楽しいまちに
●兵庫県・養父市(やぶ)
【養父市民憲章〜やぶし愛〜】 [平成21年6月30日制定]
あなたとわたしのこのまちは、氷(ひょう)の山の深き緑が源の歴史と文化を誇りとし深い絆で結ばれた心のふるさと。
わたしたちは、このふるさとをいつくしみ、今を懸命に生き、明日へとつなぐため、ここに誓います。
やさしさ 信頼 思いやり はぐくもう 和の心
ブナの大木 ミズバショウ 自然の恵み 守ります
しあわせ築こう ひろげよう 笑顔と感謝と真心で
愛の心で拓きます いのち輝く わたしたちの未来
むすび
わたしたちは、みんなのしあわせを願いながら、地球市民として誇り高く生きるため、この憲章の実践に努めます。